ソクマル医師

85 歳の女性。左大腿骨頸部骨折で入院中である。2 週間前に人工骨頭置換術が施行…

85 歳の女性。左大腿骨頸部骨折で入院中である。2 週間前に人工骨頭置換術が施行された。病棟看護師から、容態が急変したと連絡があった。担当医らが直ちに病棟に駆けつけて蘇生術を行ったが死亡した。ベッド脇にいた看護師が「点滴の側管から誤って消毒薬を注入してしまった」と泣きながら説明した。左前腕部の点滴刺入部から肘部にかけての皮膚に、紫色の血管網がみられた。死亡確認後の対応で正しいのはどれか。

解説

正解は⑶です。消毒薬の誤注入による死亡は、医療行為に関連した明らかな外因死であり、医師法第21条の異状死に該当します。医師は死体を検案して異状があると認めたときは、24時間以内に所轄警察署へ届け出なければなりません。予期しない死亡として医療事故調査制度による医療事故調査・支援センターへの報告も必要です。点滴などの証拠は保全し、家族には事実を誠実に説明します。虚偽の死亡診断書の作成や口止めは決して許されない行為です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp260424-01.html)を加工して作成

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