汚染のない皮下組織までの創を縫合する際、まず行うべきことはどれか。
汚染のない皮下組織までの創を縫合する際、まず行うべきことはどれか。
- ⑴ 軟膏を創へ塗布する。軟膏の塗布は縫合後の創処置で、まず行うことではありません。
- ⑵ 鎮痛薬を筋肉注射する。縫合時の痛みは局所麻酔で対応し、鎮痛薬の筋注は不要です。
- ⑶ 抗菌薬を静脈内投与する。汚染のない創では予防的抗菌薬の静注は通常必要ありません。
- ⑷ 破傷風トキソイドを接種する。破傷風予防は接種歴を確認して判断するもので、まず行うことではありません。
- ⑸ 局所麻酔薬アレルギーについて問診する。局所麻酔を行う前に、局所麻酔薬アレルギーの有無を問診で確認します。
解説
正解は⑸です。汚染のない創を縫合する際は、まず局所麻酔を行う必要があり、その前に局所麻酔薬に対するアレルギー歴(過去の歯科治療などでの異常反応)を問診で確認することが最初に行うべきことです。アレルギーがあればアナフィラキシーを起こす危険があるため、薬剤の種類の変更などを検討します。汚染のない皮下組織までの創では、予防的な抗菌薬投与は通常不要で、破傷風トキソイドは予防接種歴を確認してから必要に応じて接種します。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp260424-01.html)を加工して作成