欠乏すると皮膚炎をきたすのはどれか。
欠乏すると皮膚炎をきたすのはどれか。
- ⑴ 鉄鉄欠乏では小球性貧血やスプーン状爪を来しますが、皮膚炎は典型的ではありません。
- ⑵ 銅銅欠乏では貧血、好中球減少、神経障害を来します。
- ⑶ 亜鉛亜鉛欠乏では口囲や四肢末端の皮膚炎(腸性肢端皮膚炎)を来します。
- ⑷ 葉酸葉酸欠乏では巨赤芽球性貧血を来します。
- ⑸ セレンセレン欠乏では心筋症や筋症状を来します。
解説
正解は⑶です。亜鉛はDNA合成や細胞分裂に関わる多くの酵素の構成成分で、欠乏すると口囲や肛門周囲、四肢末端の皮膚炎、脱毛、味覚障害、創傷治癒遅延、免疫能低下などを生じます。先天性の吸収障害である腸性肢端皮膚炎がよく知られ、長期の中心静脈栄養や低栄養でも生じます。鉄欠乏は小球性貧血やスプーン状爪、銅欠乏は貧血や好中球減少、葉酸欠乏は巨赤芽球性貧血、セレン欠乏は心筋症(克山病)を来します。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp260424-01.html)を加工して作成