医原病はどれか。
医原病はどれか。
- ⑴ 癌の化学療法中に発生した遠隔転移遠隔転移は癌そのものの進行であり、医療行為による障害ではありません。
- ⑵ 妊娠中の風疹感染による子どもの難聴先天性風疹症候群は母子感染によるもので、医原病ではありません。
- ⑶ 通信販売で購入した健康食品による肝障害健康食品の自己購入による障害は医療行為によるものではなく、医原病ではありません。
- ⑷ グルココルチコイドの長期使用による骨粗鬆症治療薬であるステロイドの副作用による障害であり、医原病に該当します。
- ⑸ 市民によるAED〈自動体外式除細動器〉の使用後の死亡市民によるAED使用は医療行為ではなく、死亡は原疾患によるものです。
解説
正解は⑷です。医原病とは、医療行為(診断や治療)が原因となって生じる疾病や障害のことで、薬物の副作用、手術や検査の合併症、院内感染などが含まれます。グルココルチコイドの長期使用による骨粗鬆症は、医師が処方した治療薬の副作用によるもので医原病に該当します。癌の自然経過による転移、母子感染、自己判断で購入した健康食品による障害、市民による救命処置後の死亡は、いずれも医療行為が原因ではないため医原病には含まれないと考えます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp260424-01.html)を加工して作成