Gram 染色標本(別冊No. 1①~⑤)を別に示す。急性腎盂腎炎の原因菌で最も…
Gram 染色標本(別冊No. 1①~⑤)を別に示す。急性腎盂腎炎の原因菌で最も多いのはどれか。
- ⑴ ①示された標本は大腸菌に合致するGram陰性桿菌ではないと考えられます。
- ⑵ ②示された標本は腎盂腎炎で最も多い大腸菌の像ではないと考えられます。
- ⑶ ③示された標本は大腸菌を示すGram陰性桿菌ではないと考えられます。
- ⑷ ④腎盂腎炎で最も多い大腸菌(Gram陰性桿菌)の像と考えられます。
- ⑸ ⑤No. 1 ①~⑤示された標本は腎盂腎炎の最多原因菌の像ではないと考えられます。
この問題は別冊の図版(写真・図・表など)を見て答えます。図はこちらに転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも読み取り方が分かるように書いています。
解説
正解は⑷です。急性腎盂腎炎は尿道から上行した細菌による上部尿路感染症で、原因菌として最も多いのは大腸菌です。大腸菌はGram陰性桿菌であり、Gram染色では赤く染まる短い桿菌として観察されます。別冊の標本は見えませんが、④がGram陰性桿菌の像であると考えられます。その他、肺炎桿菌やプロテウス、腸球菌なども原因となります。治療は尿のGram染色や培養結果、地域の耐性菌状況を踏まえて抗菌薬を選択します。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp260424-01.html)を加工して作成