ソクマル医師

4 歳の女児。左上肢を動かさないため母親に連れられ夜間救急外来を受診した。日中、…

4 歳の女児。左上肢を動かさないため母親に連れられ夜間救急外来を受診した。日中、祖父母と一緒にショッピングセンターに出かけた際に、急に駆け出そうとしたため祖父がつないでいた手を引っ張ったところ、急に泣き出し左上肢を動かさなくなった。指示に従って左手指を曲げることはできるが、左肩左肘は動かそうとしない。考えられる診断はどれか。

解説

正解は⑶です。幼児が手を引っ張られた直後に泣き出し、上肢を動かさなくなったという受傷機転は肘内障に典型的です。橈骨頭が輪状靱帯から亜脱臼した状態で、2〜5歳ごろに多くみられます。患児は前腕回内位で腕を下垂し、肘を動かそうとしませんが、指は動かせます。腫脹や変形はほとんどみられません。治療は回外屈曲法や過回内法による徒手整復で、整復されると間もなく上肢を使い始めます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp260424-01.html)を加工して作成

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