ソクマル医師

1 か月の男児。肛門部の異常に気付いた母親に連れられて受診した。体温37.6 ℃…

1 か月の男児。肛門部の異常に気付いた母親に連れられて受診した。体温37.6 ℃。心拍数100/分、整。血圧80/46mmHg。呼吸数20/分。腹部は軽度膨隆している。腸雑音に異常を認めない。肛門周囲の発赤部は柔らかく、波動を認め、触れると痛がる様子がある。肛門部の写真(別冊No. 2)を別に示す。適切な対応はどれか。
この問題は別冊の図版(写真・図・表など)を見て答えます。図はこちらに転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも読み取り方が分かるように書いています。

解説

正解は⑷です。生後1か月の男児で、肛門周囲に発赤・腫脹があり、柔らかく波動を触れ圧痛を伴うことから、乳児痔瘻の前段階である肛門周囲膿瘍と考えられます。乳児の肛門周囲膿瘍は男児に多く、膿瘍を形成して波動を触れる場合は切開排膿を行い、膿を出すことで速やかに症状が軽快します。多くは1歳ごろまでに自然治癒傾向を示します。漢方薬(排膿散及湯など)が併用されることもあります。全身状態は保たれています。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp260424-01.html)を加工して作成

この回を通して解く