睡眠時無呼吸症候群との関連性が低いのはどれか。
睡眠時無呼吸症候群との関連性が低いのはどれか。
- ⑴ 高血圧睡眠時無呼吸は二次性高血圧の重要な原因で、治療抵抗性高血圧で特に多くみられます。
- ⑵ 糖尿病間欠的低酸素と睡眠の分断によりインスリン抵抗性が増し、糖尿病との関連が示されています。
- ⑶ 脳卒中睡眠時無呼吸は脳卒中の独立した危険因子とされています。
- ⑷ 心房細動心房の伸展や交感神経活性化を介して心房細動の発症・再発と関連します。
- ⑸ 肥大型心筋症肥大型心筋症は主に遺伝性の心筋疾患で、睡眠時無呼吸との関連は低いです。
解説
正解は⑸です。睡眠時無呼吸症候群では、繰り返す低酸素血症と交感神経の亢進、胸腔内圧の大きな変動などにより、高血圧(特に治療抵抗性高血圧)、糖尿病・インスリン抵抗性、脳卒中、心房細動、心不全、冠動脈疾患などのリスクが高まります。一方、肥大型心筋症はサルコメア遺伝子変異を主因とする遺伝性心筋疾患であり、睡眠時無呼吸との関連性は低いと考えられます。合併症の多くは持続陽圧呼吸療法で改善が期待されます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp260424-01.html)を加工して作成