顔貌の特徴と疾患の組合せで正しいのはどれか。2 つ選べ。
顔貌の特徴と疾患の組合せで正しいのはどれか。2 つ選べ。
- ⑴ 下顎突出 ― 先端巨大症成長ホルモン過剰により下顎が突出するのは先端巨大症の特徴的な顔貌です。
- ⑵ 仮面様顔貌 ― Parkinson 病表情の乏しい仮面様顔貌はParkinson病の特徴です。
- ⑶ 眼球突出 ― Sheehan 症候群眼球突出はBasedow病でみられ、Sheehan症候群では伴いません。
- ⑷ 眉毛脱失 ― Cushing 病眉毛の外側の脱落は甲状腺機能低下症でみられ、Cushing病の特徴ではありません。
- ⑸ 満月様顔貌 ― Basedow 病満月様顔貌はCushing症候群の特徴で、Basedow病ではありません。
解説
正解は⑴と⑵です。先端巨大症では成長ホルモンの過剰により、下顎の突出、眉弓部の膨隆、鼻や口唇の肥大、巨大舌などの特徴的な顔貌がみられます。Parkinson病では表情筋の動きが乏しくなり、まばたきが少ない仮面様顔貌を呈します。眼球突出はBasedow病、眉毛の外側1/3の脱落は甲状腺機能低下症、満月様顔貌はCushing症候群・Cushing病でみられます。Sheehan症候群は分娩時の大量出血による下垂体前葉機能低下症で、眼球突出は伴わないと理解しておきます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp250428-01.html)を加工して作成