小脳機能の評価に用いないのはどれか。
小脳機能の評価に用いないのはどれか。
- ⑴ 膝踵試験膝踵試験は下肢の協調運動を評価し、小脳機能の評価に用います。
- ⑵ 指鼻試験指鼻試験は上肢の協調運動を評価し、小脳機能の評価に用います。
- ⑶ 鼻指鼻試験鼻指鼻試験は上肢の協調運動と測定障害を評価し、小脳機能の評価に用います。
- ⑷ 回内回外試験回内回外試験は反復拮抗運動を評価し、小脳障害の変換運動障害の検出に用います。
- ⑸ 上肢Barré 試験上肢Barré試験は錐体路障害による軽い麻痺を検出する検査で、小脳機能の評価には用いません。
解説
正解は⑸です。小脳機能の評価には、膝踵試験、指鼻試験、鼻指鼻試験などの協調運動の検査や、回内回外試験(反復拮抗運動)による変換運動障害の評価が用いられ、小脳障害では測定障害や運動分解、変換運動障害がみられます。上肢Barré試験は、両上肢を手掌を上にして前方に挙上させ、閉眼で保持させる検査で、錐体路障害による軽微な麻痺(回内しながら下降する)を検出するためのものであり、小脳機能の評価には用いない点が重要です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp250428-01.html)を加工して作成