注意欠如多動性障害〈注意欠如多動症〉〈ADHD〉で正しいのはどれか。
注意欠如多動性障害〈注意欠如多動症〉〈ADHD〉で正しいのはどれか。
- ⑴ こだわりが強い。こだわりの強さは自閉スペクトラム症の特徴で、ADHDの中核症状ではありません。
- ⑵ 知能低下を伴う。ADHDは知能低下を伴うとは限らず、知的に正常なことも多いです。
- ⑶ 独り遊びが多い。独り遊びが多いのは自閉スペクトラム症の対人関係の特徴です。
- ⑷ 衝動的行動を認める。衝動性はADHDの中核症状の一つで、衝動的行動を認めます。
- ⑸ 多動は次第に悪化する。多動は年齢とともに目立たなくなることが多く、次第に悪化するわけではありません。
解説
正解は⑷です。注意欠如多動症(ADHD)は、不注意、多動性、衝動性を中核症状とする神経発達症で、12歳以前から複数の場面で症状が認められます。順番を待てない、他人の話をさえぎる、思いつきで行動するといった衝動的行動がみられます。こだわりの強さや独り遊びの多さは自閉スペクトラム症の特徴で、知能低下は必須ではありません。多動は年齢とともに目立たなくなることが多く、成人では不注意が中心になります。治療は環境調整と薬物療法を組み合わせます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp250428-01.html)を加工して作成