医師の言葉がけで最も共感的なのはどれか。
医師の言葉がけで最も共感的なのはどれか。
- ⑴ 「夜は眠れていますか」睡眠についての閉じた質問で、情報収集にはなりますが、感情への共感を示す言葉ではありません。
- ⑵ 「元気を出してくださいよ」励ましは患者の感情を受け止めないまま気持ちの切り替えを求めることになり、共感的ではありません。
- ⑶ 「痛み止めを処方しますね」治療の提案であり、患者の感情に寄り添う共感的な言葉がけではありません。
- ⑷ 「私がなんとかしましょう」安易な保証や約束であり、患者の感情の理解を示す言葉ではありません。
- ⑸ 「心身ともにおつらいですね」患者のつらさを受け止めて言葉にしており、最も共感的な言葉がけです。
解説
正解は⑸です。共感的な言葉がけとは、患者の感情や置かれた状況を医師が理解していることを言葉で伝えることです。「心身ともにおつらいですね」は、患者のつらさを受け止めて言語化しており、最も共感的な応答です。睡眠の確認は情報収集の質問、励ましは患者の感情を受け止めずに一方的に求める言葉、痛み止めの処方は対処の提案、「なんとかしましょう」は保証や約束であり、いずれも共感の表出ではありません。共感は信頼関係を築く基本技法の一つです。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp250428-01.html)を加工して作成