Brugada 症候群における突然死のリスクファクターはどれか。2 つ選べ。
Brugada 症候群における突然死のリスクファクターはどれか。2 つ選べ。
- ⑴ 喫煙歴:あり喫煙はBrugada症候群の突然死リスク層別化には用いられません。
- ⑵ 既往歴:糖尿病糖尿病の既往はBrugada症候群の突然死リスク因子とはされていません。
- ⑶ 既往歴:原因不明の失神あり原因不明の失神は心室細動の自然停止による可能性があり、突然死の重要なリスク因子です。植込み型除細動器の適応判断にも用います。
- ⑷ 家族歴:父親が43 歳で突然死45歳未満での突然死の家族歴は、遺伝性不整脈の存在を示唆するリスク因子とされています。
- ⑸ アレルギー歴:抗菌薬でアレルギーあり抗菌薬アレルギーは不整脈リスクとは関係しません。ただし薬剤による心電図変化には注意が必要です。
解説
正解は⑶と⑷です。Brugada症候群は右側胸部誘導でcoved型のST上昇を示し、心室細動による突然死をきたしうる疾患です。突然死の高リスク因子としては、心停止や心室細動の既往、原因不明の失神(不整脈性失神が疑われるもの)、若年での突然死の家族歴、自然発生のtype 1心電図などが重視されます。43歳での父親の突然死は若年突然死の家族歴に当たります。喫煙、糖尿病、薬剤アレルギーはリスク層別化の因子ではない点に注意します。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp250428-01.html)を加工して作成