随時血糖250 mg/dL を示す非妊娠者で糖尿病の診断基準を満たすのはどれか。…
随時血糖250 mg/dL を示す非妊娠者で糖尿病の診断基準を満たすのはどれか。2 つ選べ。
- ⑴ 尿糖陽性尿糖は腎閾値の影響を受けるため、診断基準の項目には含まれません。
- ⑵ 尿蛋白陽性尿蛋白は腎症の評価には使いますが、糖尿病の診断基準には含まれません。
- ⑶ HbA1c 6.7 %血糖値が糖尿病型で、HbA1c 6.5%以上を同時に満たせば、1回の検査で糖尿病と診断できます。
- ⑷ 尿ケトン体陽性尿ケトン体はケトアシドーシスなどの評価に用いますが、診断基準の項目ではありません。
- ⑸ 口渇、多飲、多尿の症状血糖値が糖尿病型で、口渇・多飲・多尿などの典型的症状があれば糖尿病と診断できます。
解説
正解は⑶と⑸です。日本糖尿病学会の診断基準(2025年時点)では、随時血糖200 mg/dL以上などの「糖尿病型」の血糖値に加えて、同時に測定したHbA1cが6.5%以上であれば1回の検査で糖尿病と診断できます。また血糖値が糖尿病型で、口渇・多飲・多尿・体重減少といった典型的症状があるか、確実な糖尿病網膜症があれば、やはり糖尿病と診断できます。尿糖、尿蛋白、尿ケトン体は診断基準の項目には含まれていない点も重要です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp250428-01.html)を加工して作成