生後1 時間の男児。身長50 cm、体重2,200 g、頭囲32 cm で出生し…
生後1 時間の男児。身長50 cm、体重2,200 g、頭囲32 cm で出生した。この児の在胎期間の推定に用いる身体所見で適切でないのはどれか。
- ⑴ 乳房乳輪や乳腺組織の大きさは成熟度とともに発達し、推定に用います。
- ⑵ 皮膚皮膚の厚さや透明度は成熟度とともに変化し、推定に用います。
- ⑶ うぶ毛うぶ毛の量は在胎週数とともに変化し、推定に用います。
- ⑷ 大泉門大泉門は個人差が大きく、在胎期間の推定には用いません。
- ⑸ 足底のしわ足底のしわは成熟度とともに増加し、推定に用います。
解説
正解は⑷です。新生児の在胎期間の推定には、Dubowitz法などで評価する身体的所見と神経学的所見が用いられます。身体的所見には、皮膚の性状(色、透明度、浮腫)、うぶ毛の量、足底のしわ、乳房(乳輪と乳腺組織の大きさ)、耳介の形状と硬さ、外性器の発達などが含まれます。大泉門の大きさは個人差が大きく、在胎期間の推定には用いられません。本例は出生体重2,200 gで、在胎期間の評価により早産児か胎児発育不全かを判断します。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp240424-01.html)を加工して作成