肝細胞癌に対するラジオ波焼灼術の施行時に用いられるのはどれか。
肝細胞癌に対するラジオ波焼灼術の施行時に用いられるのはどれか。
- ⑴ 腹部MRI術前の評価には有用ですが、穿刺のリアルタイムガイドには通常用いません。
- ⑵ 腹部超音波電極針の穿刺をリアルタイムに誘導するため用いられます。
- ⑶ 超音波内視鏡膵臓や消化管壁の評価に用いるもので、肝細胞癌のRFAには通常用いません。
- ⑷ 腹部血管造影肝動脈化学塞栓療法で用いる手技で、RFAのガイドではありません。
- ⑸ 上部消化管内視鏡食道や胃の観察に用いるもので、RFAでは用いません。
解説
正解は⑵です。肝細胞癌に対するラジオ波焼灼術(RFA)は、経皮的に電極針を腫瘍に刺入し、ラジオ波による熱で腫瘍を壊死させる治療で、穿刺のガイドとして腹部超音波を用います。超音波はリアルタイムに針の位置と腫瘍を確認でき、焼灼範囲も観察できます。病変が描出しにくい場合は造影超音波やCT・MRIとの融合画像が補助的に用いられます。腹部血管造影は肝動脈化学塞栓療法(TACE)で用います。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp240424-01.html)を加工して作成