著明な脾腫をきたすのはどれか。
著明な脾腫をきたすのはどれか。
- ⑴ 多発性骨髄腫骨病変や腎障害が主体で、脾腫はまれです。
- ⑵ 急性骨髄性白血病脾腫はみられても通常軽度で、著明な脾腫は特徴ではありません。
- ⑶ 慢性骨髄性白血病顆粒球の著増と髄外造血により、著明な脾腫をきたすのが特徴です。
- ⑷ 急性リンパ性白血病肝脾腫を伴うことがありますが、著明な脾腫は特徴ではありません。
- ⑸ 成人T 細胞白血病・リンパ腫リンパ節腫大や皮膚病変、高カルシウム血症が特徴で、著明な脾腫は典型的ではありません。
解説
正解は⑶です。慢性骨髄性白血病は、BCR-ABL1融合遺伝子を持つ造血幹細胞の腫瘍性増殖により、白血球(特に各成熟段階の顆粒球)が著増し、髄外造血などにより著明な脾腫をきたすのが特徴です。好塩基球の増加や好中球アルカリホスファターゼスコアの低下もみられます。治療はイマチニブなどのチロシンキナーゼ阻害薬です。多発性骨髄腫は脾腫はまれで、急性白血病では脾腫がみられても通常軽度です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp240424-01.html)を加工して作成