正常な心臓で分時心拍出量を増加させるのはどれか。
正常な心臓で分時心拍出量を増加させるのはどれか。
- ⑴ 後負荷の減少駆出への抵抗が減ることで1回拍出量が増え、心拍出量が増加します。
- ⑵ 心拍数の減少心拍出量は心拍数に比例するため、心拍数の減少は心拍出量を減少させます。
- ⑶ 前負荷の減少Frank-Starlingの機序により、前負荷の減少は1回拍出量を減少させます。
- ⑷ 冠血流量の減少心筋への酸素供給が減り、心機能を低下させます。
- ⑸ 甲状腺機能の低下甲状腺ホルモンの低下は心拍数と心収縮力を低下させます。
解説
正解は⑴です。心拍出量は1回拍出量と心拍数の積で決まり、1回拍出量は前負荷、後負荷、心収縮力によって規定されます。後負荷(心室が血液を駆出する際の抵抗、主に血管抵抗)が減少すると、心室は同じ収縮力でより多くの血液を駆出できるため1回拍出量が増え、心拍出量が増加します。一方、心拍数の減少や前負荷の減少は心拍出量を減少させ、冠血流量の減少や甲状腺機能の低下は心機能を低下させます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp240424-01.html)を加工して作成