骨粗鬆症の既往を持つ高齢者が転倒した際、骨折をきたしやすい部位はどれか。3 つ選…
骨粗鬆症の既往を持つ高齢者が転倒した際、骨折をきたしやすい部位はどれか。3 つ選べ。
- ⑴ 脊椎尻もちなど軽微な外力で起こる椎体圧迫骨折は代表的な脆弱性骨折です。
- ⑵ 膝蓋骨直接の打撲で起こりますが、骨粗鬆症の典型的な好発部位ではありません。
- ⑶ 足関節捻挫などで起こりますが、骨粗鬆症の典型的な好発部位ではありません。
- ⑷ 橈骨遠位端転倒して手をついた際に起こりやすい脆弱性骨折です。
- ⑸ 大腿骨近位部側方への転倒で起こりやすく、寝たきりの原因となる重要な骨折です。
解説
正解は⑴と⑷と⑸です。骨粗鬆症患者の脆弱性骨折の好発部位は、脊椎(椎体)、橈骨遠位端、大腿骨近位部、上腕骨近位部の4つです。転倒して手をついた際には橈骨遠位端骨折、尻もちをついた際には脊椎圧迫骨折、側方へ転倒して大転子部を打った際には大腿骨近位部骨折が起こりやすく、大腿骨近位部骨折は寝たきりの原因となります。膝蓋骨や足関節は骨粗鬆症に特徴的な骨折の好発部位ではありません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp240424-01.html)を加工して作成