前庭神経炎で正しいのはどれか。
前庭神経炎で正しいのはどれか。
- ⑴ 再発することが多い。通常は1回のみの発症で、再発はまれです。
- ⑵ 垂直性の眼振を認める。健側向きの水平回旋混合性眼振が典型で、垂直性眼振は中枢性を疑います。
- ⑶ 頭痛をともなう。頭痛は伴わず、頭痛を伴う場合は中枢性病変を疑います。
- ⑷ 難聴をともなう。前庭神経のみが障害され、難聴や耳鳴などの蝸牛症状は伴いません。
- ⑸ 吐き気をともなう。激しい回転性めまいに伴い、悪心や嘔吐がみられます。
解説
正解は⑸です。前庭神経炎は、上気道感染などに続いて前庭神経が障害され、突然の激しい回転性めまいが数日間持続する疾患で、悪心や嘔吐を伴います。障害されるのは前庭神経のみで、蝸牛症状(難聴や耳鳴)は伴わず、健側向きの水平回旋混合性眼振を認めます。頭痛や他の神経症状を伴う場合は中枢性めまいを疑います。通常は一度きりで再発はまれであり、その後ふらつきが残ることがあります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp240424-01.html)を加工して作成