2 歳児のけいれんの原因で最も頻度が高いのはどれか。
2 歳児のけいれんの原因で最も頻度が高いのはどれか。
- ⑴ 急性脳症重篤な疾患ですが頻度は低く、最も多い原因ではありません。
- ⑵ てんかん小児期に発症しますが、熱性けいれんほどの頻度はありません。
- ⑶ 細菌性髄膜炎発熱とけいれんをきたし重要な鑑別ですが、頻度は低いです。
- ⑷ 熱性けいれん乳幼児の7〜10%程度が経験し、2歳児のけいれんで最も多い原因です。
- ⑸ 憤怒けいれん〈泣き入りひきつけ〉泣いた後に呼吸停止と意識消失を起こすもので、熱性けいれんより頻度は低いです。
解説
正解は⑷です。熱性けいれんは生後6か月から5歳頃の乳幼児に、38℃以上の発熱に伴って起こるけいれんで、日本では小児の7〜10%程度が経験するとされ、2歳児のけいれんの原因として最も頻度が高い疾患です。多くは数分以内に止まる全身性の単純型で予後良好です。急性脳症や細菌性髄膜炎は重篤ですが頻度は低く、てんかんや憤怒けいれんも熱性けいれんほど多くはありません。発熱時のけいれんでは中枢神経感染症の除外が重要です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp240424-01.html)を加工して作成