76歳の女性。脳梗塞の後遺症で寝たきりとなり、自宅で療養している。仙骨部に褥瘡が…
76歳の女性。脳梗塞の後遺症で寝たきりとなり、自宅で療養している。仙骨部に褥瘡があり、食事量も減ってきた。主治医は、看護師が自宅を訪れて褥瘡の処置と点滴の管理を行う体制を整えたいと考えている。主治医がまず行うこととして最も適切なのはどれか。
- ⑴ 訪問看護ステーションあてに、処置と点滴の内容を記した訪問看護指示書を交付する訪問看護は主治医の指示に基づいて行われます。訪問看護ステーションへ訪問看護指示書を交付することで、看護師が処置と点滴の管理を行えるようになります。
- ⑵ 地域包括支援センターに入院依頼書を送り、受け入れ先の病院を探してもらう主治医は在宅で看護を受ける体制を望んでおり、入院先を探すことは目的と異なります。
- ⑶ 保健所に届け出て、保健師に毎日の点滴と褥瘡の処置を担当してもらう保健所の保健師は地域の保健活動を担い、個別の在宅患者の点滴を毎日行う役割ではありません。
- ⑷ 近くの保険薬局の薬剤師に、褥瘡の処置と点滴の管理を依頼する文書を送る褥瘡の処置や点滴の管理は看護師の業務で、薬剤師に依頼する内容ではありません。
- ⑸ 介護支援専門員に、褥瘡の処置方法を書いた処方箋を送って実施を任せる介護支援専門員はケアプランを作る職種で、処置を実施する立場ではなく、処方箋の送り先でもありません。
解説
最も適切なのは、訪問看護ステーションあてに訪問看護指示書を作成して交付することです。訪問看護は主治医の指示のもとで行われ、看護師は指示書に基づいて褥瘡の処置や点滴の管理を自宅で行います。介護支援専門員はケアプランの作成、保健師は地域の保健活動、薬剤師は薬の調剤と管理を担い、それぞれ役割が異なります。在宅療養を支えるには、各職種の役割を理解して適切に連携することが必要です。
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