ソクマル医師

68歳の男性。2か月前から両足のむくみが強くなった。尿たんぱくは1日6 g、血清…

68歳の男性。2か月前から両足のむくみが強くなった。尿たんぱくは1日6 g、血清アルブミンは2.2 g/dLで、ネフローゼ症候群と診断された。腎生検で、糸球体の基底膜が厚くなり、基底膜の外側に免疫複合体が沈着している。この病気で注意すべき点として最も適切なのはどれか。

解説

高齢者では悪性腫瘍に伴って起こることがあり、癌の検索を行うことが大切です。膜性腎症は成人、特に高齢者のネフローゼ症候群の代表的な原因で、糸球体の基底膜の外側に免疫複合体が沈着して基底膜が厚くなります。多くは原因がはっきりしませんが、悪性腫瘍、薬、感染症などに伴うこともあるため、全身を調べます。ネフローゼ症候群では血液が固まりやすく、腎静脈血栓症などにも注意します。
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