ソクマル医師

38歳の男性。喫煙は10本を10年間ほど。数年前から息切れが強くなり、呼吸機能検…

38歳の男性。喫煙は10本を10年間ほど。数年前から息切れが強くなり、呼吸機能検査で強い閉塞性の障害がある。胸部CTで、肺の下の方を中心に広い範囲で肺胞の壁が壊れている。兄も40歳代で同じような肺の病気と言われている。この若さと分布から、最も疑うべき病態はどれか。

解説

肺を守るたんぱく分解酵素の阻害物質が、生まれつき不足していることを疑います。α1-アンチトリプシンは肝臓で作られ、肺で白血球のたんぱく分解酵素の働きを抑えて肺胞を守っています。遺伝的にこれが不足すると、若いうちから肺胞の壁が壊れ、特に肺の下の方に強い肺気腫が起こります。喫煙で進行が速まるため、禁煙が大切です。日本人ではまれですが、若い人の肺気腫では考えるべき病気です。
当サービスが作成したオリジナル問題です。実際の試験問題ではありません。

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