35歳の男性。会社員。うつ病で3か月休職し、治療で症状がほぼ回復した。主治医は「…
35歳の男性。会社員。うつ病で3か月休職し、治療で症状がほぼ回復した。主治医は「職場に戻れる状態」と判断している。本人は「早く元どおりに働かないと迷惑をかける」と焦っている。職場への復帰の進め方として最も適切なのはどれか。
- ⑴ 再発を防ぐため、症状が完全になくなっても1年間は休職を続けさせる。回復している人の休職を長く続けると、生活のリズムが崩れ、復帰がかえって難しくなります。
- ⑵ 本人の希望を尊重し、復帰の初日から休職前と同じ量の業務と残業に戻る。いきなり元の負担に戻すと再発しやすくなります。段階的な復帰が推奨されます。
- ⑶ 復帰した時点で治療は終わりとし、抗うつ薬は復帰の日に中止する。回復後もしばらくは薬を続けることが再発予防に大切です。復帰に合わせて急にやめるのは危険です。
- ⑷ 職場には病名を伏せたまま、本人の判断で出勤する日を決める。職場や産業医と情報を共有しないと、必要な配慮が得られず、無理をしやすくなります。
- ⑸ 産業医や職場と相談し、短い勤務時間や軽い業務から段階的に戻していく。休職明けは負担を少しずつ増やすことで再発を防ぎます。主治医、産業医、職場の連携で計画を立てます。
解説
産業医や職場と相談し、短い勤務時間や軽い業務から段階的に戻していくのが最も適切です。うつ病からの職場復帰では、本人が焦って元の負担にすぐ戻ると再発しやすくなります。主治医の判断をもとに、産業医や上司、人事担当者と本人が相談して、勤務時間や業務の量を少しずつ増やす計画を立てます。回復後もしばらくは治療を続けることが再発の予防に大切で、復帰の時点で薬を急にやめてはいけません。
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