ソクマル医師

64歳の男性。肺癌で治療中である。1週前から息切れが強くなり、本日は横になれなく…

64歳の男性。肺癌で治療中である。1週前から息切れが強くなり、本日は横になれなくなって救急搬送された。脈拍120/分、血圧84/62 mmHgで、息を吸うと収縮期血圧が20 mmHg低下する。頸静脈が怒張し、心音は遠く小さい。肺の音に異常はない。心電図では全誘導で波の振れ幅が小さい。まず行う治療として最も適切なのはどれか。

解説

心臓を包む膜の中に針を刺し、たまった液を抜くのが最も適切です。癌の転移などで心膜腔に液がたまると、心臓が広がれず血液を十分に送り出せなくなります。低血圧、頸静脈の怒張、心音の減弱がそろい、吸気時に血圧が大きく下がる奇脈や、心電図の低電位が見られれば心タンポナーデを考えます。超音波で確かめ、心嚢穿刺で液を抜きます。利尿薬や血管拡張薬は血圧をさらに下げます。
当サービスが作成したオリジナル問題です。実際の試験問題ではありません。

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