ソクマル医師

1歳6か月の男児。入浴中に母親が腹部のふくらみに気づいた。元気で食欲もある。右上…

1歳6か月の男児。入浴中に母親が腹部のふくらみに気づいた。元気で食欲もある。右上腹部に、表面がなめらかで硬い大きな腫瘤を触れる。黄疸はない。血清α-フェトプロテインが著しく高値である。腹部CTで肝臓の右葉に大きな腫瘍を認める。最も考えられる病気はどれか。

解説

胎児期の肝細胞に似た細胞から生じる肝芽腫が最も考えられます。肝芽腫は乳幼児に最も多い肝臓の悪性腫瘍で、元気な児の腹部の大きな腫瘤として見つかることが多く、血清α-フェトプロテインが著しく上昇するのが特徴です。化学療法で腫瘍を縮小させたうえで手術で切除し、切除できない場合は肝移植を検討します。神経芽腫や腎芽腫とは発生部位と腫瘍マーカーで区別します。
当サービスが作成したオリジナル問題です。実際の試験問題ではありません。

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