研修医が外来で、肘の内側の静脈から真空採血管を用いて採血を行っている。必要な本数…
研修医が外来で、肘の内側の静脈から真空採血管を用いて採血を行っている。必要な本数の採血管に血液を採り終えた。この後の手順として最も適切なのはどれか。
- ⑴ 駆血帯を外してから針を抜き、穿刺した部位をしっかり圧迫する。駆血帯を外してから抜針すると、静脈の圧が下がって出血や皮下出血を防げます。抜針後は圧迫して止血します。
- ⑵ 抜いた針に両手でキャップをかぶせ直してから、廃棄の容器に入れる。針にキャップをかぶせ直すと針刺し事故の原因になります。使用後の針はそのまま専用の容器に捨てます。
- ⑶ 針を抜いた後、止血のために穿刺した部位を指で強くもむよう伝える。もむと血管の穴が広がって皮下出血の原因になります。もまずに押さえて止血します。
- ⑷ 採血管を勢いよく振って、血液と抗凝固剤が混ざるようにしておく。強く振ると溶血が起こり、カリウムなどの値が変わります。採血管は静かに転倒混和します。
- ⑸ 駆血帯を巻いたまま針を抜き、その後に駆血帯を外して絆創膏を貼る。駆血帯を巻いたまま抜針すると、静脈の圧が高いため穿刺部から出血し、皮下出血を起こしやすくなります。
解説
駆血帯を外してから針を抜き、穿刺部位を数分間圧迫するのが最も適切です。駆血帯を巻いたまま針を抜くと、静脈の圧が高いままのため出血しやすく、皮下出血の原因になります。抜針後はもまずに押さえて止血します。使用後の針にキャップをかぶせ直すと針刺し事故の原因になるため、そのまま耐貫通性の容器に捨てます。抗凝固剤入りの採血管は静かに転倒混和します。
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