ある病気に対して治療Aと治療Bを比べた。治療Aを受けると、生活の質の重み0.8の…
ある病気に対して治療Aと治療Bを比べた。治療Aを受けると、生活の質の重み0.8の状態で平均5年生存し、費用は1人あたり800万円である。治療Bを受けると、重み0.5の状態で平均6年生存し、費用は1人あたり300万円である。治療Bに比べて治療Aで、質調整生存年1年を追加で得るために必要な費用はいくらか。
- ⑴ 800万円治療Aの費用そのもので、Bとの差をとっていません。追加の費用は差で考えます。
- ⑵ 100万円費用の差500万円を生存年数の差ではなく5年で割るなど、分母を取り違えた値です。
- ⑶ 500万円Aは0.8×5で4.0、Bは0.5×6で3.0の質調整生存年で、差は1.0年です。費用の差500万円を1.0で割ると500万円です。
- ⑷ 1,000万円差の500万円を0.5年で割った値です。質調整生存年の差は0.5年ではなく1.0年です。
- ⑸ 250万円質調整生存年の差を2.0年とすると250万円になりますが、実際の差は4.0から3.0を引いた1.0年です。
解説
質調整生存年1年を追加で得るための費用は500万円です。質調整生存年は、生存年数に生活の質の重みを掛けて求めます。治療Aは0.8×5年で4.0年、治療Bは0.5×6年で3.0年となり、差は1.0年です。費用の差は800万円から300万円を引いてで500万円なので、500万円÷1.0年で500万円となります。このように追加の効果あたりの追加費用を比べて、医療技術の効率性を評価します。
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