24歳の女性。左の乳房にしこりを触れるとの訴えで外来を受診した。担当は男性医師で…
24歳の女性。左の乳房にしこりを触れるとの訴えで外来を受診した。担当は男性医師で、乳房の視診と触診を行う必要がある。診察の進め方として最も適切なのはどれか。
- ⑴ 左右差を見るため、両方の乳房を出したまま、ほかの診察も続けて行うようにする。診察に必要な部分以外は覆い、露出は最小限にするのが配慮です。
- ⑵ 付き添いの母親には待合室で待ってもらい、診察室で医師と患者の2人で診察する。異性の医師と患者が2人きりで診察すると、患者の不安や誤解を招きやすくなります。
- ⑶ 診察の目的と方法を説明して同意を得たうえで、女性看護師の同席のもとで行う。診察の前に目的と方法を伝えて同意を得ること、異性の患者の診察では同性の職員に同席してもらうことが基本です。
- ⑷ 患者が緊張しないよう、説明は診察を終えてからまとめて行い、すぐに触診を始める。説明なしに体に触れると不安や不信を招きます。同意を得る前に診察を始めることはしません。
- ⑸ 羞恥心に配慮して衣服の上から触診し、しこりの大きさと硬さを確かめておく。衣服の上からでは視診ができず、しこりの性状や皮膚の変化を正確に確かめられません。
解説
目的と方法を説明して同意を得たうえで、女性看護師の同席のもとで診察するのが最も適切です。身体診察では、患者の羞恥心やプライバシーに配慮し、必要な部分だけを露出させます。とくに異性の患者の乳房や生殖器の診察では、同性の職員に同席してもらうことで患者の不安を和らげ、誤解を防げます。説明なしに触れたり、衣服の上から触れて済ませたりするのは適切ではありません。
当サービスが作成したオリジナル問題です。実際の試験問題ではありません。