ソクマル医師

22歳の女性。朝礼で長時間立っていたところ、気分が悪くなり、冷や汗と吐き気を感じ…

22歳の女性。朝礼で長時間立っていたところ、気分が悪くなり、冷や汗と吐き気を感じた直後に倒れた。意識を失っていたのは十数秒で、横になるとすぐに回復した。けいれんや尿失禁はなく、意識が戻った直後から受け答えは正常であった。既往歴に特記すべきことはない。この意識消失の原因として最も考えられるのはどれか。

解説

長時間の立位をきっかけに迷走神経が強く働いて起こった失神と考えられます。血管迷走神経反射による失神は、立ちっぱなしや痛み、精神的な緊張などを誘因に、冷汗や吐き気、目の前が暗くなるなどの前ぶれに続いて起こり、横になると速やかに回復します。てんかん発作ではけいれんや発作後のもうろう状態が、不整脈では前ぶれのない突然の意識消失が特徴です。
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