研修医が、担当した患者の経過を院外の研究会で症例報告することになった。患者の個人…
研修医が、担当した患者の経過を院外の研究会で症例報告することになった。患者の個人情報の扱いとして最も適切なのはどれか。
- ⑴ 氏名やイニシャル、詳しい日付など本人を特定できる情報を除いて発表資料を作る。症例報告では、本人が特定されないよう氏名やイニシャル、詳しい日付などを除いて匿名化します。
- ⑵ 指導医の利用者IDとパスワードを借りて、ふだん閲覧できない検査記録を確認する。利用者IDを他人と共有すると、誰が情報を見たかを追跡できなくなります。自分の権限で閲覧します。
- ⑶ 経過が分かりやすいよう、患者の顔写真と入院日を資料に載せ、出典を明記する。顔写真や入院日は本人の特定につながります。出典を明記しても匿名化の代わりにはなりません。
- ⑷ 資料の内容を事前に共有するため、診療情報をそのまま交流サイトに投稿する。交流サイトへの診療情報の投稿は、本人の同意のない第三者への提供に当たり、守秘義務にも反します。
- ⑸ 発表資料作成のため、電子カルテの画面を私物のスマートフォンで撮影して保存する。私物の端末に診療情報を保存すると、紛失や流出の危険が高まります。院内の規則に沿った方法で扱います。
解説
本人を特定できる情報を除いて発表資料を作るのが適切です。症例報告では、氏名やイニシャル、住所、詳しい日付、顔写真など、本人の特定につながる情報を除いて匿名化します。診療情報は私物の端末に保存せず、利用者IDは他人と共有しません。交流サイトへの投稿は第三者への提供に当たり、守秘義務にも反します。診療情報は院内の規則に沿った方法で扱います。
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