シンチレータを用いたガンマカメラで正しいのはどれか。
シンチレータを用いたガンマカメラで正しいのはどれか。
- ⑴ 温度管理は不要である。温度で特性が変わるため、管理が必要です。
- ⑵ 光電子増倍管の出力信号は経時的に変化しない。光電子増倍管の出力は経年で変化します。
- ⑶ 平行多孔型コリメータは得られる像が拡大する。平行多孔型コリメータでは、像は等倍になります。
- ⑷ シンチレータが厚くなると空間分解能は低下する。結晶の中で光が広がり、位置の特定があいまいになります。
- ⑸ 99mTc のγ 線とシンチレータの相互作用はコンプトン効果が主体である。99mTcのγ線では光電効果が主体になります。
解説
正解は⑷です。シンチレータを厚くするとγ線を捉える効率は上がりますが、結晶の中で光が広がるため位置の特定があいまいになり、空間分解能は下がります。感度と分解能は両立しない関係にあります。シンチレータと光電子増倍管は温度で特性が変わるため管理が必要で、出力信号も経年で変化します。平行多孔型コリメータでは像は等倍、99mTcのγ線では光電効果が主体です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp230524-06.html)を加工して作成