多分割照射〈過分割照射〉を通常の分割照射と比較した場合に正しいのはどれか。
多分割照射〈過分割照射〉を通常の分割照射と比較した場合に正しいのはどれか。
- ⑴ 1 回線量が多い。1回線量は通常より小さくなります。
- ⑵ 総線量が等しい。総線量は通常より多くできます。
- ⑶ 全治療期間が短い。全治療期間はほぼ同じか、やや短くなる程度です。
- ⑷ 1 日の照射回数が等しい。1日に2回以上照射するため、回数は多くなります。
- ⑸ 晩期有害事象が抑えられる。1回線量が小さいほど、晩期反応を起こす組織が回復しやすくなります。
解説
正解は⑸です。多分割照射は1回線量を小さくして1日に2回以上照射する方法です。1回線量が小さいほど晩期反応を起こす正常組織は回復しやすいため、晩期有害事象を抑えながら総線量を増やせます。総線量は通常より多くなり、全治療期間はほぼ同じか短くなります。1日の照射回数は通常の1回より多くなります。急性反応は強まる点にも注意が要ります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp230524-06.html)を加工して作成