臨床標的体積〈CTV〉はどれか。
臨床標的体積〈CTV〉はどれか。
- ⑴ 腫瘍の進展や存在が肉眼的に確認できる体積肉眼的に確認できる体積は肉眼的腫瘍体積です。
- ⑵ すべての変動や不確実性をマージンとして付加した体積動きや誤差を加えたものは計画標的体積です。
- ⑶ 予期せぬ高線量域が発生することを避けるために設定する体積高線量域を避けるために設ける体積は別の概念です。
- ⑷ 治療計画や処方線量に強く影響する可能性がある正常組織の体積治療計画に影響する正常組織はリスク臓器です。
- ⑸ 画像等で検知できないが臨床的に腫瘍の進展が疑われる部分を含む体積顕微鏡レベルの広がりを含めた体積にあたります。
解説
正解は⑸です。臨床標的体積は、肉眼的腫瘍体積に、画像では見えないけれども顕微鏡レベルで広がっていると考えられる範囲を加えた体積です。肉眼的に確認できる体積は肉眼的腫瘍体積、さらに動きや位置決めの誤差を加えたものが計画標的体積です。高線量域を避けるために設けるのは計画リスク臓器体積、治療計画に影響する正常組織はリスク臓器と呼びます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp230524-06.html)を加工して作成