2 核種同時収集について誤っているのはどれか。
2 核種同時収集について誤っているのはどれか。
- ⑴ 散乱線の低減にTEW 法が有用である。3つのウインドウで散乱線を差し引く方法で、有用です。
- ⑵ 99mTc と²⁰¹Tl の同時収集が可能である。エネルギーが離れているため、同時に収集できます。
- ⑶ 異なる放射性医薬品を用いた位置ずれのないSPECT 画像が得られる。同時に収集するため、位置ずれのない画像が得られます。
- ⑷ 半導体式のSPECT 装置はシンチレーション式に比べて光電ピークの分離精度が高い。半導体式はエネルギー分解能が高く、分離精度も高くなります。
- ⑸ 異なる核種のエネルギースペクトルが相互干渉する現象をクロスキャリブレーションという。この現象はクロストークといい、別の言葉と取り違えています。
解説
正解は⑸です。異なる核種のスペクトルが互いに入り込む現象はクロストークといい、クロスキャリブレーションは装置間の感度を合わせる作業を指す別の言葉です。TEW法は3つのエネルギーウインドウを使って散乱線を差し引く方法で、この干渉の低減にも役立ちます。99mTcと²⁰¹Tlはエネルギーが離れているため同時に収集でき、位置ずれのない画像が得られます。半導体式は分離精度が高くなります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp230524-06.html)を加工して作成