胎内被ばくが直接の発症原因となり得る疾患で正しいのはどれか。
胎内被ばくが直接の発症原因となり得る疾患で正しいのはどれか。
- ⑴ 血友病血友病は凝固因子の遺伝子変異による疾患で、胎内被ばくが原因にはなりません。
- ⑵ 白血病胎内被ばくによる確率的影響として、小児白血病の発症が知られています。
- ⑶ 巨大結腸症巨大結腸症は神経節細胞の遊走の異常によるものです。
- ⑷ 新生児黄疸新生児黄疸はビリルビンの処理能力が未熟なために起こる生理的な現象です。
- ⑸ Down〈ダウン〉症候群Down症候群は減数分裂での染色体の不分離によるもので、被ばくとは関係しません。
解説
正解は⑵です。胎内被ばくによる影響には、着床前期の胚死亡、器官形成期の奇形、胎児期の精神発達遅滞という確定的影響と、確率的影響としての小児がん・白血病があります。白血病は被ばくが直接の発症原因となり得る疾患です。血友病とDown症候群は、それぞれ遺伝子の変異と染色体の不分離によるもので、親の生殖細胞に由来します。巨大結腸症は神経節細胞の遊走の異常、新生児黄疸はビリルビンの処理能力が未熟なために起こるもので、被ばくとは結びつきません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp220421-06.html)を加工して作成