子宮頸癌術後照射の急性期有害事象はどれか。
子宮頸癌術後照射の急性期有害事象はどれか。
- ⑴ 腸閉塞腸閉塞は腸管の線維化と癒着によるもので、晩期の有害事象です。
- ⑵ 下肢浮腫下肢浮腫はリンパの流れの障害によるもので、時間が経ってから現れます。
- ⑶ 直腸出血直腸出血は粘膜下の血管の変化によるもので、晩期の有害事象です。
- ⑷ 膀胱出血膀胱出血も晩期に現れる出血性膀胱炎の所見です。
- ⑸ 白血球減少骨盤の骨髄が抑制されて起こる急性期の代表的な有害事象です。
解説
正解は⑸です。急性期の有害事象は照射中から照射後3か月ほどまでに現れるもので、分裂の盛んな細胞が障害されて起こります。骨盤は造血の場でもあるため、照射によって骨髄が抑制され白血球が減ります。これは急性期の代表的な所見です。腸閉塞・直腸出血・膀胱出血は、血管や結合組織の変化によって半年から数年たってから現れる晩期の有害事象です。下肢浮腫もリンパ節郭清と照射によるリンパの流れの障害で、時間が経ってから現れます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp220421-06.html)を加工して作成