放射線による発がんで正しいのはどれか。
放射線による発がんで正しいのはどれか。
- ⑴ 最も発生数が多いのは膵臓癌である。発生数が多いのは胃癌や肺癌などの固形がんです。膵臓癌ではありません。
- ⑵ 最も発生率が高いのは白血病である。単位線量あたりの発生率が最も高く、潜伏期も2〜3年と短いのが白血病です。
- ⑶ 年齢が高くなるほどリスクは高くなる。若いときに被ばくするほどリスクは高くなります。向きが逆です。
- ⑷ 固形がんの発生リスクは男性の方が高い。固形がんの発生リスクは一般に女性のほうが高いとされています。
- ⑸ 固形がんは被ばく後10 年以内に発生する。固形がんの潜伏期は10年以上と長く、10年以内に限られるものではありません。
解説
正解は⑵です。放射線被ばくによる発がんのうち、単位線量あたりの発生率が最も高いのは白血病です。潜伏期も2〜3年と短く、被ばく後7〜8年で発生のピークを迎えます。ただし白血病はもともとの発生数が少ないため、被ばくによって増える人数としては固形がんのほうが多くなります。固形がんの潜伏期は10年以上と長く、若いときに被ばくするほどリスクが高まります。また固形がんのリスクは一般に女性のほうが高いとされています。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp220421-06.html)を加工して作成