診断領域X 線のエネルギースペクトルを図に示す。正しいのはどれか。
診断領域X 線のエネルギースペクトルを図に示す。正しいのはどれか。
- ⑴ A の管電圧は60 kV である。最高エネルギーから、読み取ります。
- ⑵ A とB のターゲットは異なる。特性X線の位置が同じで、同一です。
- ⑶ A とB の出力線量は同じである。濾過によって、減ります。
- ⑷ A にフィルタを付加するとB の形状に近づく。低エネルギー側が、削られます。
- ⑸ A とB にL 殻への遷移による特性X 線が認められる。K殻への遷移による、ものです。
この問題は別冊の図版(写真・図・表など)を見て答えます。図はこちらに転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも読み取り方が分かるように書いています。
解説
正解は⑷です。フィルタを付け加えると低いエネルギーの成分が吸収されて取り除かれるため、スペクトルは低エネルギー側が削られ、全体の高さも下がって、濾過の進んだ側の形に近づきます。両者の最高エネルギーが同じであれば管電圧は同じで、ターゲットも同じです。出力線量は濾過によって減り、診断領域で見える特性X線はK殻への遷移によるものです。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp200414-06.html)を加工して作成