散乱線除去グリッドの幾何学的性能で正しいのはどれか。
散乱線除去グリッドの幾何学的性能で正しいのはどれか。
- ⑴ 平行グリッドの集束距離は2m である。平行形は、集束距離を持ちません。
- ⑵ グリッド比が大きいほど散乱線除去効果は低下する。大きいほど、効果は高くなります。
- ⑶ 平行方向による減弱は集束距離、グリッド密度、横方向のずれで表される。表し方が、誤りです。
- ⑷ グリッド密度は直線グリッドの中心部における1cm 当たりのはくの数である。1センチメートルあたりの、枚数です。
- ⑸ 乳房撮影用グリッドの使用限界距離は一次X 線透過率が60%となる距離である。乳房用に限った、定めではありません。
解説
正解は⑷です。グリッド密度は、中心部で1センチメートルあたりに並ぶ鉛はくの枚数で表します。平行グリッドは集束距離を持たず、グリッド比が大きいほど散乱線を除く効果は高くなります。使用限界距離は一次X線透過率が中心の60パーセントになる距離として定められ、平行方向のずれによる減弱は集束距離とは別の要素で表されます。根拠まで言えるようにしておくと、別の問われ方にも対応できます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp200414-06.html)を加工して作成