培養細胞へ等しい線量のX 線を照射するとき、殺細胞効果が最も高いのはどれか。
培養細胞へ等しい線量のX 線を照射するとき、殺細胞効果が最も高いのはどれか。
- ⑴ 分割照射を行う。回復の時間を、与えてしまいます。
- ⑵ 低線量率照射を行う。これも、効果を下げます。
- ⑶ 照射時に42 ℃に加温する。修復が妨げられ、効果が高まります。
- ⑷ 照射時に低酸素状態にする。効果は、下がります。
- ⑸ 照射後に24 時間の低栄養状態にする。効果を、高めません。
解説
正解は⑶です。42度前後に加温すると、修復に関わる蛋白質が壊れて亜致死損傷からの回復が妨げられるため、同じ線量でも殺細胞効果が高まります。これが温熱療法の根拠です。分割照射や低線量率の照射は回復の時間を与えて効果を下げ、低酸素状態では効果が下がり、照射後の低栄養は効果を高めません。関連する内容もあわせて確かめ、つながりで覚えておきましょう。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp180511-06.html)を加工して作成