2 Gy のX 線照射による細胞への影響で正しいのはどれか。
2 Gy のX 線照射による細胞への影響で正しいのはどれか。
- ⑴ 細胞死では分裂死が間期死より多い。分裂を試みるうちに、死にます。
- ⑵ 酸素が存在すると直接作用が増強する。働くのは、間接作用のほうです。
- ⑶ G2 期増殖停止は細胞死の前段階である。修復のための、足止めです。
- ⑷ フリーラジカルの生成は24 時間以上持続する。1秒に満たない間に、消えます。
- ⑸ DNA 損傷は間接作用より直接作用で起こることが多い。間接作用のほうが、多くなります。
解説
正解は⑴です。2グレイ程度の照射では、細胞はすぐには死なず、何回か分裂を試みるうちに死ぬ分裂死が主になります。間期死はリンパ球など一部の細胞に限られます。酸素が働くのは間接作用のほうで、この線量域では間接作用による損傷が多く、ラジカルは1秒に満たない間に消え、G2期の停止は修復のための足止めです。関連する内容もあわせて確かめ、つながりで覚えておきましょう。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp180511-06.html)を加工して作成