MRI のアーチファクトで正しいのはどれか。
MRI のアーチファクトで正しいのはどれか。
- ⑴ マジックアングルアーチファクトはT2 強調像で強く現れる。エコー時間の短い画像で、現れます。
- ⑵ 化学シフトアーチファクトは静磁場強度が高いほど大きくなる。周波数の差が、磁場に比例します。
- ⑶ 折り返しアーチファクトはスライスを厚くすることで回避できる。視野を広げて、回避します。
- ⑷ モーションアーチファクトはインターリーブ法によって抑制できる。この方法では、抑えられません。
- ⑸ エヌハーフアーチファクトは信号のデータ収集を打ち切ることで生じる。打ち切りによるものとは、別です。
解説
正解は⑵です。化学シフトによる偽像は、水と脂肪の共鳴周波数の差によって起こり、その差は静磁場強度に比例するので磁場が強いほど大きくなります。マジックアングルの現象はエコー時間の短い画像で強く現れ、折り返しは視野を広げて回避し、体動による偽像は撮影の順序を工夫する方法で抑え、打ち切りによって生じるのは別の偽像です。関連する内容もあわせて確かめ、つながりで覚えておきましょう。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp180511-06.html)を加工して作成