IVR による治療前の血管造影像(別冊 No. 10A)と治療後の血管造影像(別…
IVR による治療前の血管造影像(別冊 No. 10A)と治療後の血管造影像(別冊No. 10B)を別に示す。施行されたIVR で正しいのはどれか。
- ⑴ 肝動脈注入療法〈TAI〉血管は、途絶しません。
- ⑵ 肝動脈化学塞栓療法〈TACE〉動脈の血流が、途絶しています。
- ⑶ 経皮的冠動脈形成術〈PTCA〉心臓の、手技です。
- ⑷ 経皮的肝膿瘍ドレナージ術〈PTAD〉経皮的に、管を刺します。
- ⑸ 肝悪性腫瘍ラジオ波焼灼療法〈RFA〉経皮的に、針を刺します。
この問題は別冊の図版(写真・図・表など)を見て答えます。図はこちらに転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも読み取り方が分かるように書いています。
解説
正解は⑵です。治療前の像では肝臓に腫瘍濃染がみられ、治療後の像ではその腫瘍を養う動脈の血流が途絶し、腫瘍の部分に高吸収の集積が残っています。抗癌剤と塞栓物質を動脈から入れた肝動脈化学塞栓療法の所見です。動注療法だけでは血管は途絶せず、冠動脈形成術は心臓、ドレナージと焼灼療法は経皮的に針や管を刺す手技です。根拠まで言えるようにしておくと、別の問われ方にも対応できます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp150511-04.html)を加工して作成