生体に放射線を照射すると起こる現象で、最も短時間で生じるのはどれか。
生体に放射線を照射すると起こる現象で、最も短時間で生じるのはどれか。
- ⑴ 塩基損傷化学的過程で、生じます。
- ⑵ DNA 修復数分から、数時間かかります。
- ⑶ 酵素の誘導数時間以上、かかります。
- ⑷ アポトーシス数時間から、数日かかります。
- ⑸ コンプトン散乱物理的過程で、最初に起こります。
解説
正解は⑸です。放射線の作用は物理的過程から始まります。コンプトン散乱は光子と電子の相互作用そのもので、10のマイナス16乗秒ほどで起こります。続いて化学的過程として塩基損傷などが10のマイナス6乗秒ほどで生じ、DNA修復は数分から数時間、酵素の誘導とアポトーシスは数時間から数日かかる生物学的過程です。似た選択肢と並べて整理しておくと、迷わずに選べるようになります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp140512-04.html)を加工して作成