高エネルギーX 線治療で誤っているのはどれか。
高エネルギーX 線治療で誤っているのはどれか。
- ⑴ 子宮頸癌での中央遮蔽は直腸障害を予防する。正しい、記述です。
- ⑵ 食道癌での回転照射は肺の障害を減少させる。浴びる体積が、増えます。
- ⑶ 急性白血病の全脳照射では両眼のレンズを遮蔽する。正しい、記述です。
- ⑷ Ⅰ期声門癌の照射には 10 MV より 4 MV が適している。正しい、記述です。
- ⑸ 上顎癌でのウェッジフィルタは線量分布の均一性を改善する。正しい、記述です。
解説
正解は⑵です。食道は肺に囲まれているので、回転照射にすると線が通る範囲が全周の肺に広がり、低い線量を浴びる肺の体積がかえって増えます。そのため肺の障害を減らす目的には適しません。子宮頸癌の中央遮蔽、全脳照射での水晶体の遮蔽、声門癌に低いエネルギーを使うこと、ウェッジによる分布の改善は、いずれも正しい記述です。関連する内容もあわせて確かめ、つながりで覚えておきましょう。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp140512-04.html)を加工して作成