エックス線管における熱電子の放出と管電流について正しいのはどれか。
エックス線管における熱電子の放出と管電流について正しいのはどれか。
- ⑴ 管電圧を上げても、陽極に到達する電子の数は変わらない。空間電荷の影響で増えます。
- ⑵ 温度制限の領域では、管電流は管電圧によって決まる。フィラメントの温度で決まります。
- ⑶ 熱電子は、陽極の表面から放出されて陰極へ向かっていく。陰極から放出されます。
- ⑷ フィラメントの温度を上げると、放出される熱電子は増える。管電流が大きくなります。
- ⑸ 空間電荷に制限された領域では、管電流は管電圧によらない。管電圧の影響を受けます。
解説
エックス線管では、陰極のフィラメントを加熱して熱電子を放出させ、管電圧で加速して陽極に衝突させます。フィラメントの温度を上げるほど放出される熱電子が増え、管電流が大きくなります。放出された電子が陰極の近くに雲のようにたまると、後から出る電子を妨げる空間電荷の効果が現れます。この領域では、管電圧を上げるほど電子が引き出されて管電流も増えます。この関係を表した式に現れる比例の係数がパービアンスです。
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