2 種類の数量データの相関で正しいのはどれか。
2 種類の数量データの相関で正しいのはどれか。
- ⑴ 相関係数は外れ値の影響を受けにくい指標である。相関係数は外れ値の影響を受けやすい指標です。
- ⑵ 相関係数が大きいことは因果関係が確からしいことを意味する。相関の大きさは、因果関係が確からしいことの証明にはなりません。
- ⑶ 統計的に有意な相関がある変数間には、臨床的に有意な関連がある。人数が多ければ小さな相関でも有意になるため、臨床的な意味とは別です。
- ⑷ 相関があるということは因果関係があるということの十分条件である。相関があることは因果関係があることの十分条件ではありません。
- ⑸ 変数間の関係がU 字型の場合には相関係数での関連の評価はできない。U字型の関係では直線的な関連がないため、相関係数では評価できません。
解説
正解は⑸です。相関係数は直線的な関係の強さを表す指標なので、U字型のように向きが途中で変わる関係では、実際には強く関連していても値がゼロに近くなり、関連を正しく評価できません。散布図を必ず描いて形を確かめることが大切です。⑴の相関係数は外れ値の影響を受けやすく、⑵と⑷のように相関があることは因果関係の証明にはなりません。⑶の統計的な有意性は、人数が多ければ小さな相関でも得られるため、臨床的な意味とは別です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp250428-03_04_05.html)を加工して作成