接触者健康診断でA さんの通う大学の学生および教員からは、10 人の患者と20人…
次の文を読み48~50 の問いに答えよ。A さん(22 歳、男性、大学生)は、10 月から咳嗽が出現し、12 月に増強したため、医療機関を受診したところ感染性の肺結核と診断された。診断した医師からB 保健所に結核発生の届出があった。A さんはこれまで結核の既往はない。
接触者健康診断でA さんの通う大学の学生および教員からは、10 人の患者と20人の潜在性結核感染者が発見された。この学生および教員の服薬確認を行う場所で最も適切なのはどれか。
- ⑴ 医療機関医療機関に毎回出向くことは負担が大きく、続けにくくなります。
- ⑵ B 保健所保健所に通うことも負担が大きく、途切れるおそれがあります。
- ⑶ 大学の健康管理室ふだん過ごす場所なので、日常の中で無理なく服薬確認を続けられます。
- ⑷ 学生および教員の住所地を管轄している保健所住所地の保健所に分散すると、大学としてまとめて支えることが難しくなります。
解説
正解は⑶です。潜在性結核感染症の治療は半年から9か月に及ぶため、本人が通いやすい場所で服薬確認を行うことが、続けられるかどうかを左右します。学生と教員がふだん過ごしている大学の健康管理室であれば、日常の中で無理なく立ち寄れます。⑴の医療機関や⑵⑷の保健所に毎回出向くことは負担が大きく、通院や来所が途切れれば服薬も途切れます。生活の場に近いところで支える視点が大切です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp240424-03_04_05.html)を加工して作成